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リハビリテーション科

病院だけでなく地域でも「リハビリしましょう!」と⾔われる程一般化してきており、理学療法⼠、作業 療法⼠、⾔語療法⼠というリハビリテーション専⾨職(セラピストととも呼ばれますね)も⼀般的になってきました。リハビリというと、筋トレや機能回復訓練を想像される⽅も多いのですが、「リハビリテーション」という⾔葉には、re(再び、戻す)、habilis(適した、ふさわしい)、- ation(状態にする)という意味があり、障害があっても「その⼈らしく⽣きること」を⽬標に⾏われるすべての活動がリハビリテーションです。リハビリテーション科医を患者様が障害があってもなくても自分で治る力をあらゆる手段を用いて支援する専門家とも言えます。リハビリテーション科医は医師、理学療法⼠、作業療法⼠、⾔語聴覚⼠、社会福祉⼠、地域や家族の⽅々などからなる患者さんを支援するチームの指揮官となって、最善のリハビリテーションを模索しています。

 ボツリヌス療法

美容で使われることで有名なボツリヌス療法ですが、本邦では眼瞼けいれん、⽚側顔⾯けいれん、痙性斜頸、2歳以上の⼩児脳性⿇痺患者における下肢痙縮に伴う尖⾜、上下肢痙縮に保険適応されています。嫌気性菌であるボツリヌス菌(Clostridium botulinum)が産⽣する蛋⽩質毒素であるボツリヌストキシンを⽤いて筋緊張をきたす部位に注射して⾏います。使⽤にあたっては標的となる筋への正確な施注が必要で筋⾁や神経の解剖上の知識以外に筋電図・筋超⾳波・電気 刺激などを併⽤することが望ましいとされ、当院でもこれらを併⽤しながら⾏います。ボツリヌス療法そのものに運動機能の改善効果はなく、機能改善にはリハビリテーションの併⽤が重要です。患者さんと⽬標を共有しながら治療をすすめます。ボツリヌス療法は現在完全予約制で⾏っておりますので、まずご相談ください。

装具療法

低下した機能の回復や機能低下防⽌等を⽬的として⽤いる器具を装具といい、様々な種類があります。治療の⼿段の⼀つとして使う治療装具、障害が固定した後に⽇常⽣活の動作の向上のための更⽣⽤装具に⼤きく分けられます。⻑期間使ううちに装具の⼀部が変形、故障したり、⾝体の変化に装具が合わなくなることがあります。患者さんの体に直接装着するものですので、⾃宅に帰られてからも⻑期間使⽤されることも多いため、適切な時期に義肢製作所と連携し、修理や再作製の提案をさせて頂きます。義肢装具⼠と連携しながら⾏います。

装具外来についてはこちら(現在作成中)

 訪問リハビリテーション・デイサービス

当院では現在通院で⾏うリハビリテーションは提供していませんが、リハビリテーションを必要とする⽅に対して、地域の事業所の皆様と緊密な連携や情報共有を⾏い、よりよい⽣活の⽅法について提案させて頂きます。医学的⾒地からみたリハビリテーションに関する指⽰書を具体的に作成し、適切な訓練や⽣活の⽀援をさせて頂きます。

訪問リハビリテーションの案内はこちら

デイサービスの案内はこちら

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