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脳神経内科

脳神経内科は脳から体の様々な部位、臓器に分布している神経の病気を扱う科です。頭痛、めまい、しびれ、痛みなどの⽇常でも頻繁にみられる症状の原因の診断や治療を⾏います。特に頻度の⾼い⽚頭痛や脳卒中、認知症、パーキンソン病なども脳神経内科は専⾨領域として扱います。原因の分からない疾患の相談を受けることも多い科で、診察や検査の結果、適切な診療科に紹介させて頂くこともあります。

頭痛

⽇本⼈の9割以上は⼀⽣のうち⼀度は頭痛を経験します。⾵邪を伴う頭痛など治療の必要のないものも多いのですが、3〜4⼈に1⼈が定期的に頭痛を経験すると⾔われています。頭痛には⼤きくわけて⽚頭痛、緊張型頭痛、群発頭痛があります。この中でも特に多いのは⽚頭痛ですが、動くとがんがんと頭痛が響いて寝込んでしまうことや吐き気もあり、⽣活や就労に影響が⼤きいことがしられています。当院では頭痛の原因について、お話を伺ったり神経学的診察により原因を推測し、必要な検査を相談させて頂きます。頭痛のお薬は複数あり、使⽤するタイミングや⽬的が異なります。また患者さんの⽣活や就労の状況により適切な薬剤が異なります。当院では予防治療(エムガルティ等)についてもご提案させて頂いております。

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脳卒中(脳⾎管障害)後遺症

正式には脳⾎管障害と呼ばれ、多くは脳の⾎管が破れる脳出⾎と、脳の⾎管が詰まる脳梗塞が⼤部分を占めます。動脈硬化症や⼀部の不整脈を元に発症することが多く、喫煙や飲酒、運動不⾜などの⽣活習慣の乱れた⽅や、⾼⾎圧、脂質異常症、糖尿病などが適切に治療されていない⽅に危険性が⾼いと⾔われています。また⼀度脳卒中をされた⽅は再発しやすいと⾔われています。当院では脳卒中の発症や再発を予防するため、まずは⽣活習慣病の管理・治療を適切に⾏うともに、再発予防のための薬物療法、まら後遺症として残った症状を抑えるための対処や治療などを⾏います。脳卒中は、⽇本国内において要介護の原因となることも多い病気ですが、適切に管理すれば⼗分に予防が可能です。また後遺症として残存した⿇痺やしびれ、排尿障害や脳卒中後うつなどもにも患者さんがより良い⽣活を送れるように治療や対症療法を相談させて頂きます。

認知症

何らかの病気や障害によって脳の働きが悪くなり、⽇常⽣活や仕事に⽀障をきたすようになった状態を指します。病気の名前のように使⽤されていますが、状態を表す症状名です。原因となる疾患としてはアルツハイマー型認知症が最も多く、その他レビー⼩体型認知症や脳⾎管性認知症がありますが、実際の患者さんにはこれらが混在していることも多く経験します。また、認知症において、うつ病やお薬によるもの、感染症によるものなど治せる認知症をしっかり検索を⾏っておくことも重要です。また最近はMCI:Mild Cognitive Impairmentとよばれる⽣活や仕事に⽀障をきたさない軽い状態から認知症に進展することが分かってきており、MCIの⽅のかなりの⽅が⽣活習慣などに留意をすることで⽀障を来さない状態にあることが分かっています。早期発⾒や適切な検査やケアを⾏い、⽇常⽣活に⽀障が少なくなるようにお⼿伝いしたいと思います。お困りのことがありましたらご相談ください。

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パーキンソン病

表情がなくなる、⼩声になる、⼿⾜が震える、体の動きがゆっくりになるといった特徴的な運動症状をみとめます。またうつ症状、嗅覚障害、便秘、レム睡眠⾏動異常症などの運動以外の症状も多彩であることが最近知られてきました。パーキンソン病に似た症候を⽰す病気も多くこれらを必要に応じて⾏うことも重要です。症状や年齢に応じて、患者さん毎に必要な治療をを相談致します。また、お薬だけでなく、運動も重要で介護保険や医療によるリハビリテーションの⽅法、また適切な時期に社会資源を利⽤することを提案致します。

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