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院長ブログ:10月1日からインフルエンザワクチンとコロナワクチン定期接種が開始になります!

[2024.09.09]

皆様、こんにちは。今回は2024年度のインフルエンザワクチンとコロナワクチンの定期接種について、最新の情報をお伝えしたいと思います。

 


2024年インフルエンザワクチン

2024年シーズンのインフルエンザワクチンは、4種類のウイルス株に対応した4価ワクチンが使用されます。これらのウイルス株は、世界的な流行状況を踏まえて選定されており、最新の流行株に対応しています。インフルエンザワクチンは、完全に感染を防ぐものではありませんが、発症や重症化のリスクを大幅に低減させる効果があります。特に高齢者や基礎疾患をお持ちの方にとっては、重要な予防手段となります。

 

インフルエンザワクチンの接種時期

高齢者向け定期接種は、2024年10月1日から2024年12月31日までです。ワクチンの効果は接種後2週間程度で現れ、約5ヶ月間持続すると言われています。そのため、12月上旬までに接種を済ませておくのが効果的です。

 

2024年新型コロナワクチン

これまでの特例臨時接種から、インフルエンザワクチンと同様の「定期接種(B類疾病)」へと移行します。2024年度に使用されるワクチンは、最新の変異株に対応したものになる予定です。具体的には、「JN.1系統及びその下位系統へのより高い中和抗体を誘導する抗原を含むこと」に対応するものとして薬事承認を受けたワクチンが使用される見込みです。ワクチン接種の効果は時間とともに減弱していきます。特に65歳以上の高齢者や基礎疾患をお持ちの方は、重症化リスクが高いため、積極的に接種を検討されることをお勧めします。

 

新型コロナウイルスザワクチンの接種時期

高齢者向け定期接種時期は、2024年10月1日から秋冬期間となる予定で、インフルエンザワクチンの接種時期とほぼ同じです。年1回の接種となりますので、定期接種の方はこの期間中に1回接種を受けることになります。任意接種は随時行っております。

 

高齢者の定期接種対象者

インフルエンザワクチンとコロナワクチンの高齢者の定期接種対象者は、以下の方々です

・65歳以上の方(接種日時点)
・60歳以上65歳未満で、心臓、じん臓、呼吸器の機能、またはヒト免疫不全ウイルスによる免疫機能に1級相当の障害がある方


費用について

インフルエンザワクチンとコロナワクチンの接種費用は以下の通りです

  高齢者の定期接種対象者(一部負担) 任意接種
インフルエンザワクチン  1,500円  3,300円
コロナワクチン  3,000円  16,500円

 

同時接種について

インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンとの同時接種に関しては、医師が必要と認めた場合に可能であり、接種間隔に制限はありません。同時接種を希望される場合は、事前に医師にご相談ください。体調や既往歴によっては、別々に接種することをお勧めする場合もあります。


まとめ

2024年のインフルエンザワクチンと新型コロナワクチンの接種について、重要なポイントをまとめました。ワクチン接種は感染症予防の重要な手段の一つです。ご自身の健康状態や生活環境を考慮し、接種を検討してください。もちろん、ワクチン接種だけでなく、手洗い、マスク着用、適度な運動と栄養バランスの取れた食事など、日常の健康管理が大切です。不安な点やご質問がある場合は、ご相談ください。

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